今月の新メニュー/Galette(ガレット)

Galettes bretonnes
(ブルターニュ地方のガレット)

今月から新しく『ガレットランチ』がスタートいたします。

季節の野菜のポタージュ+本日のガレット+食後のお飲物
1,400円(税別)です。

さて、皆様は「Galette(ガレット)」という食べものをもうご存知でしょうか。
日本でも今や若い女性を中心に、よく知られた料理になったように思います。

生地の見た目はデザートのクレープによく似ています。しかしクレープとは小麦粉や砂糖を混ぜ合わせて作る甘いデザートですが、ガレットは蕎麦粉で作った甘くない料理です。塩味の生地にチーズやハム、玉子を包みます。フランス人にとってはとても馴染み深く、ランチやディナーの食事として食べられています。フランスのどの都市を訪れても街角には必ずガレット専門店があるくらいなのです。

シェヴーの蕎麦粉100%のガレットを是非ご賞味くださいませ!


【ガレットの語源】
ガレットとは、ブルトン語で『平たくて丸いもの』という意味です。
ブルトン語は、昔からブルターニュ地方に住んでいるケルト系の人々の言葉でした。(今は失われつつある言語で、その問題が日本でも最近ニュースに取り上げられていました。)


【ガレットの発祥】
ガレットの発祥はフランスの北西部にあるブルターニュ地方と呼ばれる地域にあります。世界地図で言えば、イギリスのちょうど真下あたりです。ブルターニュ地方は海と接しているため新鮮な海の幸が特産品の土地です。しかし、雨が多く湿度が高いため、フランス人が主食とするパンの原材料となる小麦の栽培には不向きでした。そこでブルターニュの人々は昔から湿度が高くても育てられる蕎麦を小麦の代用とし、料理に活用してきました。ガレットとはこういった人々の生活の知恵から生まれた食文化を背景にし、今では地域を代表する特産品になっています。



【ガレットの歴史】
ガレットの歴史はとても古く、ガレットがフランス全土に広まるようになったのはブルボン朝第2代国王ルイ13世(ヴェルサイユ宮殿を築いたルイ14世の父親)の時代だったと言われています。ルイ13世の妻アンヌ王妃がブルターニュを訪れた時にガレットをとても気に入り、宮廷料理に取り入れさせたのがきっかけだったとされています。つまり16世紀前半ごろ、400年くらい昔の話です。ちなみにデザートのクレープが作られるようになったのはそれよりずっと後で、19世紀になってからと言われています。



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